2002 2月1日(金)

 

夜、出版社の50周年記念パーティに行った。
ホテル オークラ別館の「曙の間」……
無印で買った1万円の黒いジャケットを着たら、
「おかあもちゃんとした服を着たら
 ちゃんとしたヒトにみえるね」
と、もえに言われる。

じゃあ、いつもは……?

30分くらいで着くかと思ったら、
地下鉄の接続が悪かったり、
駅からかなり歩いたりで、
50分くらいかかった。
ちょうどながいご挨拶が
終わりかけ……の頃に到着(失礼!)

たくさんのヒト!

知った顔もちらほら。
いい児童書をたくさんだしてるところだから、
有名な絵本作家さんたちも多くいらしてる!

ナマ長新太さんに感激!
端っこのほうの椅子にちょこんと座られていた。
ちょこんと。
知り合いの編集のヒトが
「紹介しましょうか? 」
と言ってくれたけど、
「いや〜もう、お顔だけでいいです〜
 きんちょーして何もしゃべれないし……」
と、辞退した。
ほんと、見てるだけでうれしい。
完全に、ミーハー。

ナマ安西水丸さんもいらした。
あの「消防自動車じぷた」を描かれた方も!

西村繁男さんといまきみちさん、にしむらあつこさんは、
3人仲良く家族でいらしてた。
いいな〜
親子で絵本作家。

その他、いろいろ、
ひさしぶりの友達とも会えた。
もちろん食事もゴーカ。
北京ダックや鮨(職人がその場で握ってる!)
中華にフランス料理、
フォアグラ……
ついついがっついて満腹。
デザートは入らず。

タッパを持ってくればよかった……
と、マジ本気で冗談言ってました。(?)
だってたくさんあまってたよ〜

着物を着て接待をしていたおねえさん達のうち、
一人のヒトがお茶を持ってきてくれたのをきっかけに、
ちょっと話した。
彼女は彫刻をやってるという。
でも、食えないからここでバイトをしてるのだそうだ。

なかなか着物の似合う、
気が利きそうなおねえさん。
イラストで食べてるヒトがうらやましい…
と言ってた。
あまった料理たちは捨ててしまうから、
もったいないね……とも。

彫刻といえば、
料理のところに見事な白鳥の氷の彫刻があった。
ゆっくりゆっくりとけてゆく。
これもホテルの料理職人が彫るらしい。
いろんな仕事があるんだな〜。

1時間くらいたった頃だろうか。
ちょこん、とすわってらした長新太さんが、
おもむろにすっくとたちあがった。
トイレに行かれるのかな……と、
ちょっと後をついて出た(ストーカー……だね)
そしたら、そのまますたすたと、
クロークに歩いていった。

さりげない退出。
ほとんど誰も気付いてないみたい。
かっこいい……。

そこにいるだけで、
なんか独特の雰囲気を漂わせてる。

スズキコージさんも独特。
すごく飄々としてる。
それでいて人なつっこい笑顔。

絵本をかかれる女性達は
静かな空気をただよわせてる。
みためは普通のひとなのだけど、
穏やかでいてどこか芯の強そうな。
ぎらぎらはしてないけれど、
けっして消えない光を放っている。

ひろ〜い会場をぐるぐるぐるぐる、
ビールと赤ワインを飲みながら、
おいしそうなものをぱくぱくたべながら、
きょろきょろと歩き回った。

まったく田舎モンである。

こんな体験は、
最初で最後かも……

 

まえ つぎ