2003年10月4日(土)

 

しばらくぶりにヒマな一日。
午前中はの〜んびりテレビ眺めてた。
あ、銀座のラーメンやさん、おいしそうだな。
そういえば、きょうは銀座へ行く予定。

行ってきた。
絵本画家の田中清代さんの個展。
新富町の駅からぼうっと歩いてたら、
また、西村温子さんたちと出会った。
ばったり。
あやうくわたしは方向音痴なので
彼女たちに出会わなかったら全然違うほうに
行ってしまうところだったよ。
あぶないあぶない。

小さな場所での個展。
彼女らしい、エッチングと水彩の
ユニークで素朴なタッチの絵本の原画たち。
いい仕事してるな。
わたしよりはうんと若いヒト。
ハデではないけど、自分の世界をちゃんと持ってる。
見習わなくては。

またまたぼ〜っとしながら
有楽町のほうへ。
そういえばずいぶんまえに母からもらった
西銀座デパートの商品券があったな……とおもい、
なれない銀座のデパートをうろうろ。
う〜ん、いいジャンパーがあったけど、
高い…商品券は5千円分。
とてもとても足らないな。

結局財布を買った。
使いやすそう。
いまもってるのはピングーのキャラのもので
小銭が出しにくかった。
ちょっと予算オーバーしたけど、
濃いブルーでしっかりしてる。

それから電車にのって帰ってきた。
銀座はどうもまだよくわからない。
迷ってしまいそう。
方向感覚がわからなくなる。

そういえばふらふら歩いてたら、
朝テレビでみたラーメン屋さんが2軒あった。
行列してた。
お腹すいてなかったし、
行列してまで食べたいとはおもわない。

帰ってきたらゆうなだけいて、昼寝してた。
もえは遅くなるというメールがあったので、
美容院に行って髪を切って少し明るく染めた。
アタマを触られてるのって、気持ちいい。
染めてるとき、液を塗った後
ラップでアタマをくるんでるのだけど、
その姿は……自分でもみたくない〜。
変な姿だああ〜〜。

最後にブローしてもらって
髪をきれいにしてもらうと、
なんだかちょっとキレイ? になったみたいで、
うれしいな。

夜、金沢の母に電話。
ちょっと深刻な話しの相談。
でも、どうしてもしゃべりながらケラケラ笑ってしまう。
笑って話しながら、でも
目からは涙が出てきた。

こうゆう話ができる母がいて、うれしい。
やはり感受性が似てるのかな、ほっとする。
深刻に受けとめすぎもせず、
「あら〜それはどうしたらいいか、困ったね」
と、少し呑気そうにでも心配そうにいってくれると
ほっとするよ。

くよくよしても、しょうがない。
うまくいかないことは、しょうがない。
なんとか努力はしていこうとおもってるけど。
ヒトとムダに争うことはしたくない。

2日の夜、
すみだトリフォニーホールで、
シベリウスの曲を聴いた。
フィンランドの指揮者でフィンランドのオーケストラ、
そして、フィンランドの男声合唱団。
とてもよかった。
聴いていてなんどもびっくりしたし、
じ〜〜んとした。
いい演奏だとおもった。
音楽がとぎれて休符になるところ、が
きれいだった。

なんとまた、美智子さんが来てた。
それにもびっくり。
また、同じおつきのオジサンがいた。
彼は、感動して聴いていたんだろうか?

アンコールの「フィンランディア」と
「悲しきワルツ」にも魅了された。
フィンランディアの出だしの金管の音をきいたとたん
「す、すごい」と口があいたよ。
ワルツも、弦楽器の弱音がささやくようで、
会場もし〜んとしていて、
わすれられない印象的な音だった。
流れていく旋律、心に響く音。
だいすきな曲。
聴けてほんとうによかった。

うれしいことと
かなしいことが
両方ある。

かなしいことをおもうと
ぽたぽたと涙が出てくる。

うれしいことをおもうと
わらいたくなる。

わたしにはどうすることもできないことが
あるからせめて、
うれしいことをおもって
わらっているようにしたいとおもう。

 

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