2002 1月5日(土)
あれ、と思う間にもう5日。
お正月気分も薄れてきた。
というか、もともとあまりないかも。
かろうじて、日々届く年賀状が、
その気分を持続させてくれてる。きのうの夜、こどもの父(おとう、と呼んでる)が、 きた。
留守中のレーズン(猫)のお世話を頼んでいたので、
渡しておいた鍵を届けに来たのだ。
ついでにビールなどを飲みつつ、
ちょうどつくってた里芋の煮たのや、
鶏の照り焼きを少し食べていった。
たまにこうやって娘らの顔をみると、
安心もするのだろう。
「お金がないんだよ〜」
などと、結構ノー天気に会話する。
なんとかなるだろーと、
楽観的なところは相変わらずだ。
とりあえず、なんとかなっていくだろう。
「とりあえず」って、日本語、わりかし気に入ってるかも。
とりあえず、っていうふうにしておいて、
こころの中ではじっくりと次の行動を計算する。
そういう日本人の狡猾さが、この言葉の中にあるかもね。笑顔の裏のしたたかな、処世術。
ゆうながオーケストラ部にはいったおかげで、
最近いろいろ管弦楽の曲を聴ける。
きょうも、彼女は図書館からCDを借りてきた。
ダニエル・バレンボエム指揮のブラームス交響曲集。
さっそく、4番を聴く。感情の近いところに音楽はあって、
そこに直接響いてくる。
そこに何かが確かに存在してる。
なんだろうな。
どうしてそういうふうに感じるのだろう。何度も聴いてるのにその度に、
何かが確かにあるように感じる。でも、音楽は終わってしまう。
終わった後にまだ残っている響き。
なんどもなんどもくりかえし反芻する。
この感情はなんだろう?失ってしまったことばかりを考えてしまうことがある。
その分、得たものも確かにあるのに、
喪失感ばかりにとらわれてしまっている。
その痛みの近くにも、音楽は響いてくる。
痛いような気がするのだけど、
気がつくとその痛みは、
あまい感情に変わっていたりする。まだ痛いの?
痛いの痛いの、あま〜くな〜れ。