2002 1月14日(月)

 

きょうはなんだか眠たい一日だった。
本を読んでたのだけど、眠い。
ついうとうとする。

娘たちのじーちゃんばーちゃんから、
野菜と餅が一箱届いた。
ずっしり、重い。
もえへの合格だるまも入ってる。
うまそうな沢庵も入ってる。
孫への愛情も、ずっしり、重い。

中島義道の「カイン」を読んだ。
三十年前の若い自分にあてた手紙。
本のなかでは、自分の生きにくさに苦しむ
若いTくんへの手紙という形をとっている。

ときどき話がずれて、
自分の話になる。
すると、すごく話がリアルになって
面白くなる。

そういえば、
「自閉症だったわたしへ」の著者も、
世の中で生きにくい、
大きなずれをもって苦しみながら
強く生きてゆく人だった。

この「中島さん」も、
少年の頃から不幸で、
世の中の普通の感覚からは大きくずれてて、
苦しくてしかたなかったという。
でもいまは「傲慢」にみえるくらい、
強い人になっている。

そういう、「世間」からは
ずれてる人の話を
好んで読んでいるのかな。

どっか自分も
マジョリティとは相容れない
生きにくさをもっている、
というわけなのかな。

ま〜あんまし、
大人らしくもないし、
お母さんらしくもない。

らしくありたいともおもってないのだが、
自分に自信がないから、
とりあえず波風はたてないように、
にこにこしている……というわけ?

「中島さん」は「いい子」で、
親などから期待されて育ったから、
その期待にこたえようと、
「いい子」である自分自身に
がんじがらめになっていったらしいのだが。
とくに、男の子で
とても成績がよかったりすると、
そういう期待がのしかかってくるのだろうな。

わたしにはそんな期待の重圧は
なかった気がする。

期待されないように、
逃げてきたのかもしれない。
飛んでくるボールが怖いから、
にげまわってたドッジボール。
最後まで生き残ってたこともあったけど、
結局ゲームには参加してさえもいなかった存在。

期待されないってのは、
気楽な反面、
なんだかとりとめがなくて、
さみしい存在でもあるね。

ほんとうは毎日不安で、
迷いだらけなんだけど、
それこそ考え始めるとキリもないので、
どこかで思考をとめているような気もする。

考え出すと、最後にいきつくのは、
「死への恐怖」なのかも。

……………

あしたは人と会う仕事。
初対面の人と会う予定。
にっこり笑って、でも、
無理せず、こんなふうな、
ちょっとぼーっとした自分を、
ありのまま持っていこうと思ってる。

でも、
ありのままの自分と、
あるがままの自分ってのは、
なんかどっか、
違うってきもするなあ。

あるがままでいいのか。
ありのままがいいのか。
(言葉遊びだね)

まえ つぎ