6日は夜もどしゃぶりになった。
宿にもどってテレビをつけて、
そういえば日曜だから教育テレビで
クラシック演奏やってるかな〜と
つけてみたら
イアン・ボストリッジ&内田光子で
シューベルトの歌曲をやってた。

イアンの歌声はまっすぐで強く
魅力的。
風貌は痩せていて個性的。
ときおりぞくっとするような表情をする。


ふたりの演奏は
歌の世界に身体ごとはいりこんでいて
わたしはお酒ものんでいて心地よく
下田の民宿の畳のうえのふとんのうえで
「美しき水車小屋の娘」の世界に
どっぶりひたっていたのでした。

ああ、緑のリボンが……泣ける
(意味不明ですみません)

イアンってどうゆうヒトなんだろう、
以前もたまたまテレビで
ひとり芝居現代演劇風? の
シューベルト
「冬の旅」をみてきいて目と耳が釘付けに。

うたいながら椅子を投げたり窓ガラス割ったり。
激しい。
この世界にはいりこめないと、
ついていけないだろうな。
滑稽にもみえる。

これって、こうゆう
激しくて感情的で痛く哀しい歌曲だったんだね。
失恋の痛手に苦しみながらさまよう青年の歌。
あたしはとっくに中年だけど、
いまになってこの気持ちはよ〜くわかる。
どこか深く遠いところにいってしまいそう……。

毎日この世界ではきついけど、
たまにどっぷりひたってしまうのもよさそうだ。
でもちゃんと次の瞬間には
現実世界に戻ってこないと。

と、6日のよるは
下田の民宿でひとり、
しみじみ まくらをぬらしていたのでした。

いつのまにか寝てたけど。

7日は朝から雨模様。
早めの「踊り子号」に乗って昼には東京に。
駅の新聞の見出しに、
レーガンと窪塚クンの記事。
ウチについたら、またまたもえがいた。
おさぼりむすめ。
どうしたものか。
本人やる気はあるのかどうか。
ワタシと気分がシンクロしてるようなきもする。

梅雨入りしたのかな。
身も心も部屋もウチも
整理整頓しなくては。

まえ  つぎ