4月17日(木)

 

きゅうにあたたかくなって
からだがふよ〜んとしてる。

きょうの月は満月だったのだろうか?
やけに大きく膨張してみえた。
印象的な月の夜。
グレーイエローに、まだら模様の大きなお月様。
ゆっくりとビル群からのぼり、夜の空へ。

としとっていくと確実に記憶力はおとろえるけど、
いろんなものがみえてくるような気がする。
若い頃には気がつかなかったような、
音、色、匂い。
たとえば、
以前はコンチェルトはソロ楽器の音しか
きいていなかったけど、
オーケストラの音の全体が
だんだん聞こえるようになってくるような。

最近買った本。
で、マンガ黒田硫黄の「茄子」が、いい。
ずっと気になっていたのだけど、
買わずにいて、最近買って
読んでみたら、よかった。

登場人物たちの日常が
描かれていないところまで感じられるようだ。
人物たちのいる場所の、
匂いまでが感じられるような、まんが世界。
すごい、とおもった。
「茄子」が食べたくなった。
もえとスーパーに買い物にいって、
羊肉や牛タン少し焼き肉用に買って、
茄子も買った。
また、食べすぎた。
じゃがいも、コーンスープ、ピーマン、にんにく、しいたけ、えりんぎ、
豆腐も焼いた、羊(ラムスティック)、牛タン、ほたるいか(これは焼いてない)、
などなど。
もちろん、ビール(缶)。

腹肉がますますふよふよ。
体脂肪がはかれる体重計…買おうかな。

さて、本。
西原理恵子の「人生一年生パート2」を読んだ。
感動した。
なかでも、(闇鍋?)座談会には
やられた。
ううむ、こういうヒトに憧れるのだけど、
わたしには到底ムリだ。
ムリムリむり、わたしは臆病で
中途半端にいいひとをやっていて。
ずんずんずん、と後戻りできずに前へ進んでいく、など、
できない。
育ちが良すぎて(自嘲です)、冒険ができない。
なにやら半径10メートルあたりのところで、
うろうろおろおろして生きてるような。

斎藤美奈子の「文章読本さん江」を
読書中。
これも面白くて、ついつい笑ってしまう。
谷崎も三島も本多勝一郎も形無し。
ああ、痛快!
…しかし〜ほんっと、どうしたら
文章って上手くなるんでしょーね。

ん〜まあ〜まだまだ
人生修行がたらんってことで。
ちょいとしたことで
むかついてるし。

けっ、ちくしょ〜ふざけんな!
と、心の奥底で思っていても、
決して口にだせない、臆病者ですだ。
きっと他人からみればすごい些細なことで
腹をたててるんだよな、とおもうと、
バカらしくて怒れない。
プライド? かもね。

ちくしょ〜ちゃんと
期日までに○○費きちんと払いやがれ〜、とかね。
いいじゃん、遅れたって。
最終的に帳尻があえば、いいじゃん、って、思ってるんだろな。
ささいなことだと思っているのだろう。
どうしたらこのぐるぐるからぬけだせるんだろう?

すると、悪夢を、みる。

………

きのう、大久保から歩いて帰ってきた。
途中、古いアパート群があるのだけど、
もう誰も住んでいないようだった。
でも、庭にはさまざまな草木がはえていて、
雑草のなかからひょろんとのびきった茎の先に
赤いチューリップがでろ〜んと開いていたり、
八重桜がきれいに咲き誇っていたり、
春の匂いがぷんぷんしていた。
誰も鑑賞するヒトもいなくて、
たぶんこれから解体するのであろう
ヘルメット姿の おじさんたちが
アパートの前で数人打ち合わせをしていて、
とても、陽気は暖かくて、光は満ちていて、
影の部分がかえって暗くさみしそうだった。

壊れていくことのかいかん。
壊れていくときの痛みの記憶。

あと数ヶ月したらきっと、
まあたらしくて容量の大きいアパート(マンション)が
立ち並ぶのだろうな。

 

まえ  つぎ