2002 2月16日(土)

 

きょうも、いい天気っというか、晴れ。
東京の冬はほんとによく晴れてる。
夕方、うちあわせのあと、
勉強してるもえを気分転換に呼び出して、
ちょっとだけお散歩。

彼女はコンビニで肉まんをいっこ買って、
ぽっけをあっためながら、
夕焼けのよく見える線路の陸橋にふたりでのぼった。
もうおひさまは沈んだあとだったけど、
西の空に残ってる細い月と、
西の空に広がっている雲にうつる残照が、
きれいだった。

雲にうつる色は、ゆっくりとしずかに、
変化していく。
微妙な色合いで。
時のながれる、色の音が聞こえるようだ。

ひとくち、肉まんをもらう。
おいしい。

線路沿いの桜並木のなかで、
毎年はやく咲く桜がある。

どれかな〜と見上げながらあるいていたら、
まだかたそうな梢の木が並ぶなか、
つぼみがもうふくらみかけてる木が、
一本だけあった。

これだ!

よくみると、枝の先のほうに、
ひとつだけ花がひらきかけている。
すごいなあ。
どうしてこの木だけ、
まいとしまいとしちゃんと、
早く咲くのだろう。

さびしくないのかな?
他の木がいっせいに満開のとき、
すでにもう散ってる桜。

この並木を植えたとき、
この木だけ早咲き桜とわかっていて
植えられたのだろうか?

謎だ。

土手に菜の花がもう黄色く咲いている。
春がもう空気のなかに混ざってきてる。
花粉もとんでるのだろう。
大きなマスクをしたヒトを、
よくみかけるようになった。

わたしも春先は少しだけ、
目頭がかゆくなる。
こころもざわざわしてくる。

なんとかなるよ、だいじょうぶ!
と、
自分自身にいいきかせて、
今年も春を迎えよう。

まえ つぎ