2001 12月14日(土)

 

夕焼け雲がきれいだった。
窓からみえる白っぽいビルがみんな、
ピンクオレンジに染まる。
そしていつのまにか色は消え、
夜になる。

NHKホールにN響を聴きに行った。
いちどシャルル・デュトワさんの指揮も見たかったし。
プログラムにチャイコフスキーの五番があったので。
ナマで聴きたいと思っていたんだ。

三階の上の方の席がE席で一人1520円。
しかも自由席だ。
娘とふたりで3040円。
う〜〜〜ん奮発。

NHKホールは雰囲気が庶民的。
売店ではおにぎりやおべんとう、
すこんぶも売っている。
他のホールとは客層も違うみたい。
年齢層が少し高い気がする。

紅白やポップジャムもやるホールだし、
三階席は後ろがけっこう扇状に広がっていて、
音も分散される感じ。
演奏中に携帯ならしちゃうヒトもふたりいて、
緊張感にかけるなあ。

でもやっぱナマはいい。
シャルルさんの後ろ姿は、ダンスをおどってるみたい。
表情ゆたかに体が動いてる。
楽しんでる。

たまに、演奏者の音を胸の辺りに手をあてて、
じっときいてるようなしぐさをする。

おおがらでかっこいい。

プログラムは、まずストラビンスキーの管楽器のための交響曲。
弦楽器はなし。
ストラビンスキー独特の、リズムと音の響き。
おもしろいけど、とりとめのないかんじもするな〜。
娘は眠くて寝ちゃってる。
つぎはラロのスペイン交響曲。
交響曲といっても、ほとんどバイオリンコンチェルト。
独奏はワデム・レーピン。
美しい音色、のびのびとした音。
うたいたくなる曲。
また、娘は寝てる。
学校で疲れてるみたい。
首がかっくんかっくんしてる。
ききたいのに〜〜とくやしがってる。
「まぶたがとじちゃうんだよ〜」

後半はチャイコフスキーの五番。
わくわく。
となりのおばさん、がさがさ音たてないで〜。
うすくらいでだしのクラリネットのテーマに、
はいっていけないじゃないか〜。
ああ、S席で聴きたいな〜。

最後の4楽章の、しつこいまでのメロディ(テーマ)の繰り返しが、
スキだ。
くるぞ〜〜〜くるぞ〜〜って感じ。
いちどきいたら忘れられないメロディ。
さすがチャイコフスキー(何が……)

外に出たら、星がみえた。
原宿まで歩くとき、
「あれがシリウスであれがオリオンだよ」
と指さしてたら、
すっと、流れ星。
「あっ」
「虫かとおもった」
「こんなところでみれるなんて」
得した気分。

街にはクリスマスのイルミネーション。
ちょうど、ポルノグラフィティのコンサートから帰る人並みと合流。
わたしらの頭の中にまだ響いてる音楽と、
たくさんの女の子達の頭の中に響いてる音楽は、
全然ちがってるんだよなと思うと、
なんか可笑しい。
でもおんなじ 音楽なんだよね。

コンサートの興奮でほてったたくさんの頬を
冬の風が ぴりっとさましてく。


まえ つぎ