2003年10月22日(水)
東京、寒いじゃないか〜っ!
雨降ってるし。
しとしと……ざーざー。
きのうまで九州のカラッとした空の下にいたのに。
鹿児島は暑くて夏のようだった。
水俣では雨が最近全然ふらないらしくて、
農家のひとたちは困っていた。
そっちに雨を降らしてほしいね。おもうようにはいかないのが空模様。
雑用を片付け、洗濯機を回し、
インターネットをみたりしてたらお昼すぎ。
まだ雨が降ってる。
なんとなく、内省的な気分に陥ってしまうよ。九州は、まず19日に佐賀県の武雄温泉に行った。
行きの飛行機から、富士山がよくみえた。
上からみる富士山。
もう雪がつもってる。
武雄では、地元で、地域活動をしているおじさんたちにお会いした。
どのひとたちも自分たちで楽しんで行動してる。
なかなかみなさん、かっこいい……。
ちょうどその日はその地域の神社の「おくんち」祭りで、
神社ですもう大会をしていた。
子どもも大人もみんなそのイベントを楽しんでる。
こういう人たちの、地道な活動が
じんわりときっと地域をよりよい方へと
導いていくのだろうな、と思った。
わたしのなかにもじんわりとしたものが
残ってる、それをなんとか
つたえられるようなものを描きたいな。次の日は南下して、水俣の小学校へ。
こちらは、さらだタマネギをとおして、
地域のことを学んだ小学5年生と先生の
社会科授業の物語。かつて公害で苦しんだからこそ、
いまは環境のことを真剣に考えた農業や
学校の教育活動が行われてる。
そこから生まれたサラダたまねぎ「さらタマちゃん」。
除草剤をつかわないから、
農家の人たちのテマヒマがかかるらしい。それでも、水俣の暖かい日射しを受けたたまねぎは
甘くて、生で食べても辛くない。
薄くスライスして、かつおぶしをた〜っぷりかけて
お醤油で、……うう、食べたいっ!
ビールやお酒に合いそう〜。
残念なことにいまは植えつけの時期で、
冬にならないと食べられないとのこと。
でも農家の人たちにお話しを伺ううちに
どんどん食べたくなってきました。
冬になったら、要チェック!
かわいいタマネギのマークが目印です。またまたたくさんの人たちにお世話になってしまった旅でした。
うれしいです。
じんわりとココロに暖かいモノをいただいてきました。
きっとわたしにはみえないような
苦労などもたくさんあるのだろうけど。
ヒトビトはそこにいて、
その人らしく、生活しているのだな…と
あらためて実感。さて、私自身はこれからどうしたものか。
相変わらずしょうもないもの思いにとらわれていたりもしますが、
ともかくあちらこちらと動いて
心も動いていこうかな、と。きのうはまたまた南下して鹿児島へ。
いやあ〜いい天気。
半ぞでで充分。
日射しも強い。
まず、バスのりばのコインロッカーに
重たいリュックを預けて身軽になって、
街を歩こう〜〜!鹿児島出身の友だちのお友だちがわたしのために
鹿児島の案内パンフレットを送ってくれた。
それをポケットに入れてうろうろ。
西鹿児島駅のそばで、朝市をやっていた。
いろんな種類の芋がたくさんあって、
おいしそ〜〜……でももうこれ以上持てない…。
魚もおいしそうだった。
きびなご! サバ! ハマチ〜!!
うわ〜あ持って帰りたいっ! ……ムリ。
飛行場へのバスに乗るのは夕方5時頃。
朝市はお昼までだという。
はあ〜〜あ残念無念。電車通りを歩いて繁華街の天文館へ。
途中トイレを借りにダイエーへ。
館内にダイエーホークスソングがガンガンかかってたよ。
もちろん、トイレの中も。天文館で、なぜか本屋に寄る。
作家名の札がたくさん棚にささっていて、
特集のコーナーも充実していて、いい本屋さんだった。
お昼を食べるまえに、
菓子横町(だったっけな?)の2階の喫茶で
アイスコーヒーを飲む。
器も陶器で、おいしかった。
ゆったりできた。
こういう喫茶店、東京にはあまりもう
なくなってしまったな……というか
近所には皆無。
ドトール、スタバ、ヴェローチェといったところばかり。そして、地元の友だちが教えてくれた
おいしいラーメン屋さん、へ。
くろいわラーメン。
ラーメン700円。
おいしかった………。
しあわせ〜〜〜〜。
豚骨ラーメンなのだけど、
あっさりさっぱりしてる。
もやしがたっぷり、刻みネギと焼きネギがたっぷりかかってる。
チャーシューが3枚はいっていたけど、
これがまた、おいしい味。
つくってる人たちの雰囲気も良かった。
味わいのあるひとたち。
また食べたい。
しかし、鹿児島は遠い……。さて満腹したら歩こう。
桜島がみえるほうに歩いていくと
埠頭のほうへ出た。
フェリー乗り場に行ったら
屋久島、奄美大島、沖縄行きだった。
ああ、ここから乗っていってしまいたい〜。
3階の展望コーナー行ったら、桜島展望ひとりじめ。そこを出て桜島のフェリー乗り場のほうにいく。
そして桜島へ。
片道150円、約15分でつく。
デッキに立ってるときもちいい。
下をみたら、車もたくさん乗っていた。島についてからどうしよう…あまり遠くも行けないし。
まず目についたレストハウスに行って、
中で缶ビール一本買う。
外にでて飲む、うま〜い!
ふとみると、展望コーナーの看板。
記念撮影ポイントとか。
ちょっといってみるか…と登っていく。
いい気持ち〜、ああ桜島の山がよくみえるよ。
登ったところに確かに記念撮影コーナーが。
修学旅行などでクラスで並んで撮るような
カンタンなベンチがおいてある。
そこに腰掛けてビール。
ふうわ〜りとしたいい気持ち。
日射しが暑い!
ベンチに帽子を置いて缶ビールも置いて
いちおう記念撮影。
持っていったカメラはセルフタイマーが壊れてるんで、
自分自身は映ってないけどね。空を見上げると青い空にとんびがとんでる。
南の島の植物たちは青々としてからまりあってる。
吹いてくる風に葉裏がいっせいに波打つ。
鳥の声、虫の声、はたはたと飛んでるちょうちょう、足もとに蟻の群
全身の毛穴がいっせいに波打つように開く。
ひとりで、なんでこんな南に来ていまここで缶ビール飲んでるのかな。
そうおもったら、すごく楽しくなってきた。
来てよかったな、かみさまありがとう〜(わたしの勝手な想像上のかみさまです)またふらふらと歩いていったら、
「マグマ温泉」の看板。
こりゃ、はいるっきゃないでしょう。
入浴料300円+タオル代100円。
番台のおばちゃん、世話好きタイプ。
貴重品入れの引き出しに
もたもたとお財布の入った小さいバッグを入れてたら、
やってきてぎゅうっと入れてくれた。
「ひもがひっかからんようにね」
さらにわたしの手首に
カギのついたゴムを二重に巻き付けてくれた。
「おとさんようにね」
……わたしってどうやら人の世話になってしまうタイプらしい。
この年になっても、世話を焼かれ続けてるよ……。
そんなにたよりなさげにみえるんかな。
やれやれ。風呂から出たらおばちゃんたちが休憩コーナーで
ゴロゴロとお昼寝、熟睡。
そのコーナーのテーブルには
「ママの休日グループ」という札が……。
ママ? にはちょっと年がいってたけど、
平日だったこともあり、観光というより
地元の人たちの休息場になってるようでした。それにしても、生えてる木々がやはり東京とは違う。
もじゃもじゃしてるし、異種の木や草がからまりあっていて、
すごいことになってる。
なにがなにやらどこからその木なのやら。
目についたのは、黄色い花の雑草、セイタカアワダチソウ。
どこにでも空いてる田畑、空き地にはびこっていた。
見た目には黄色できれいだけど、花粉がアレルギーをひきおこすらしい。
あんなにたくさん繁殖しているのも、不自然なことなのかもしれない。
あ、でもこの現状が、いまの自然な状態なのかな?
確か外来種の雑草だったのでは?ああ、ついつい長くなってしまった。
フェリーで戻り、来てたバスに乗ったら
逆方向にいっちゃった。
鹿児島駅に。
鹿児島では西鹿児島駅のほうがいまではメイン駅らしい。
新幹線用の工事もしてた。
駅ビルもガンガンたてていた。鹿児島駅から市電にのってまた
天文館へ。
ふらふらしてから
今度はちょっと裏道を通って西鹿児島駅へ。
裏道には飲食店やちょっとアヤシイ店も。
ふとみたら阪神タイガースファンの店もあったよ。西鹿児島駅で、コーヒーでも飲もうかとおもったのだけど、
よさそうなお店がみつからなかった。
商店街もちょっと寂れたムード。
変化していく波を受けてるのかな。
飛行場行きのバスが出るバスターミナルも
すこし侘びしいムードが漂っていて、
ビルの中だというのに、売店に
鳩が数羽はいりこんでいた。
店のおばちゃんが手で追い払おうとしても
ちょっと動くだけ。5時過ぎのバスで飛行場へ。
7時20分の飛行機で羽田へ。
9時前には到着。
東京に戻ってくるとほっとする。
たくさんのネオンサイン。
あふれてる人々。
新宿の駅では乗り換えるのにまっすぐには歩けない。
でも、ほっとする。
ここに住んでるから、住み続けてるから、
スキになっているんだ。帰りの飛行機で何気なく毎日新聞を手にして読んでたら、
西原理恵子さんのマンガに、目が釘付けになってしまった。
わたしは朝日新聞を購読してるから、
たまには毎日新聞でも、とおもったのだ。
毎週火曜日に連載しているらしい。
さいばらりえこの「毎日かあさん」どうやらいつのまにかリコンしてるらしい。
秋雨のなか酒をかっくらって入院してしまってる
元夫にあいにいくシーンからはじまる。読んでいてせつなくなってしまった。
「いちどんはなした手はもいちどにぎると、かるい。」
帰り際に、雨の空をみあげて、
最後
「すきだったひとをきらいになるのはむつかしいなあ。」
と傘をさして去っていくうしろすがたのりえぞうさん。
せつないな…。
(いまなら毎日新聞のHPでも掲載してるので、読めます)
(毎日新聞→ウーマン→まいにちかあさん)わたしも
なかなかすきだったひとをきらいになるってことが
できないで、こまる。
いままですきになったひとたち、いまでも
みんなきらいじゃないしきらいになれないな。
だってさ〜きらいになるようなひとは
最初からスキにならんよ。
ま、ひとそれぞれです。
りえぞうさんはわたしとは全然違うタイプのひとだけど、
わたしは彼女の生き方にあこがれてる。
自分を傷つけてることがわかっていてもガンガン動いていっちゃうんだね、きっと。
それでいて情にあつい。
悪態ついていても愛情がある。ということをおもいめぐらしてるうちに、
もう午後2時だあ〜。
仕事もしなくては。
夕方から晴れるのかな。
降ったり晴れたりいろいろあったり。
最高にうれしいこともあったり、
最低にかなしいこともあったり、してるな。これって、かなり
面白い人生かもしれないな〜あはは。子どもたちは元気だし、もう大きいし、
自立していってもらわないと、だし。
他人が自分のおもうように動かないからっていちいち
傷つくのはもうやめにしたいよ。
さて、また。
ここにちゃんとまた戻ってこられて
なによりです。
そしてまた、ここから
出かけていきましょう。みんな〜ダイスキだったんだよう〜
なんてね!
ときどきおもいだしてみたりして。
ちょっと感謝? してみたりして。